楽しい映画、とか、良かった映画、というのは黙っていても 誰かが何処かで紹介してくれるかもしれませんが、 バカ映画というのは往々にして後に語られる事も無く忘れ去られます。 そういうヘンな映画をここでは紹介してみたいと思います。
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〜目次〜
ねらわれた学園大林SFXそれは腹芸 (更新 2004/06/23)
バタリアン走って踊れるゾンビ (更新 2004/01/26)
タイムマシン(リメイク版)恋人は放置プレイ (更新 2004/01/26)
アンドロメダ・・・キコリの与作 (更新 2004/01/26)
デスレース2000残酷行為手当 (更新 2001/08/27)
イグジステンス祝!シェンムー映画化 (更新 2001/05/15)
ロボコップ1/2/3試作品の弾倉は抜いておこうね (更新 2000/09/07)
ユニバーサル・ソルジャーあばれん坊戦士 (更新 2000/06/19)
ダークサイドオフザムーンマネキンインターフェース装備宇宙船 (更新 2000/06/19)
スターゲート水爆で、神!爆死!! (更新 2000/06/19)
タンクバタリオン馬鹿が戦車でやってくる (更新 2000/03/26) ⇒特設ページへ
タイムマシン人食い人種大虐殺 (更新 2000/01/05)
宇宙から来たツタンカーメンミイラ宇宙人 (更新 1999/11/17)
レッドスコルピオンブッシュマン戦士 (更新 1999/11/17)
マスターズ宇宙の支配者のくせにいちいち地球にくるな (更新 1999/11/17)
デフコン4 世紀末はヘビメタがドラム缶で焚き火 (更新 1999/11/17)
スペースバンパイヤ 打ち切り映画かと思った (更新 1999/11/17)
スペースサタンストーカーロボ誕生! (更新 1999/11/17)
スターシップトルーパースハインライン先生に花束を (更新 1999/11/17)
サイボーグサイボーグ関係ないじゃん (更新 1999/11/17)
ウィザード時は金なり法隆寺 (更新 1999/11/17)
さよならジュピター日本SF映画の墓標 (更新 1999/11/17)
ねらわれた学園
1981年 監督 大林宣彦
当時の人気女優、薬師丸ひろ子出演の学園モノSF邦画。 多分当時見に行った奴ァ薬師丸しか見てなかったんじゃないかと思う。というか、 他の部分は見ないほうが普通幸せ。
この映画は馬鹿映画ファンとしてはむしろラスト前、峰岸徹演ずるところの 侵略者金星人がその正体を露にする場面こそが見所なわけで、
「私は神だぁ〜!」
とか言いながら峰岸徹がバッ!と服をめくると峰岸徹の腹に ヘタクソなボディペイントで目玉が描かれているのであった!!
腹芸を異星人と言い張るか!大林!
しかも、喋る時のモーションは腹をくねらせて再現する芸の細かさ。
当時のレベルから見てもズバ抜けて斬新すぎるSFXに驚かされること請け合い。
というか、これに匹敵するSFXって、ロジャ=コーマン先生の「掃除機のホース 巻きつけて宇宙人」くらいしか知らないよ。すごいよ大林宣彦!
いきなり予算が尽きたのか?誰も止められなかったのか?とか、もうTVの前で ツッコミまくり。

日本映画にありがちな露光不足でグロテスクに写る役者の肌とか、 暗くて何してるんだか分からない映像とかは、まぁ邦画なんで仕方ないのかなァ?
(でも、日本映画の照明だかカメラマンだかって本当に狙ってあーいう映像撮ってるの?ってツッコミたくはなる)


バタリアン
ゾンビモノというとロメロのゾンビが有名ですが、この映画のせいで ゾンビ=のろまな死体、というイメージが定着したように思えます。
しかし、このバタリアンに出てくるゾンビ(このゾンビがバタリアンという名前)、 軍の兵器(?)という設定からか動きが素早いし、走るし、喋るし、ウソもつく。

あらすじは、 軍の配送の手違いでゾンビの入ったケースが民間の 医学用標本作成会社、ユニーダ医療品商会に届けられます。
で、社員の二人がケースを開けて、吹き出たガス(トリオキシン245)を吸ってバタリアンに。 同時にそのガスが通風口を通り、犬や人間の標本がバタリアン化。
死体の処理に困った2人(実はもう死んでる)は、標本をバラバラにして、 隣の焼却場へ持ち込み、焼却。
その煙が雨にまざって墓地へと降り注ぎバタリアン大量発生、
日本版独自なのですが、バタリアンにそれぞれ名前(オバンバとか)ついてて、 「どっからそんな名前もってきたんだよ!」とツッコミましょう。
社員二人もバタリアンになって、生き残りの恋人と社長を襲ってくるし、さぁどうなる?。

どうなるも何もB級映画ご用達END、最後は核爆弾で全部フッとばして終わりですがなにか?

そうそう、ここで使われてる核爆弾ですが、核砲弾という非常に珍しい兵器を使っています。


タイムマシン(リメイク版)
あの名作タイムマシンが現代のCG+SFXで リメイクされました。監督はサイモン・ウェルズ。原作者HGウェルズの曾孫です。
前作映画も小説とは若干違ったのですが、今回はさらに映画用改変がパワーアップ!
一番違うのはタイムマシン作成の動機でしょうか。
原作前映画リメイク
学術的興味今の時代が嫌い死んだ恋人を蘇らせる

動機付けがややロマンチックになってますね。 主人公は死んだ恋人エマを蘇らせるために過去へ赴き、過去の改変を行おうと しますが失敗。
なぜ失敗するのか?その答えを見つけるために未来へと旅を開始します。
なかなか燃える展開!さぁどうなる?
80万年の未来、人類は地底人モーロックと地上人イーロイに別れていた!
それはいい。
原作も前映画でも、モーロックとイーロイは出てきます。 しかし、この二者の関係は共生関係だったわけで、そこがこの話のポイント なのですが、今回のイーロイは自活しています。
でモーロックは ただの食人地底ゴリラです。
ま、色々あって前作映画同様モーロックは全滅させちゃうんですけどね。
参照⇒前作タイムマシン
共生関係という部分が抜け落ちているので、話の深みがまるで失われて しまい、やけに話がうすっぺらくなってしまいました。
モーロックから見れば主人公は80万年前の世界から来たただの虐殺者です。
そして、主人公は未来で出会った恋人ウィーナと新たな世界を作っていく決意を するのでした、ちゃんちゃん〜♪




エマ(恋人)は?

アンドロメダ・・・
製作年 : 1971年
原作マイケル・クライトン 監督ロバート・ワイズの宇宙から来た病原体に 取り組む科学者達を非常にリアルなドキュメンタリータッチで描いた作品。
独断で言わせて頂けるならば、 高級SFXの真骨頂は【2001年宇宙の旅】とこの【アンドロメダ・・】だと思います。
病原体の検査のシーンとか実に細かいディテールで描かれていて、 ともすると すぐ SEX バイオレンス コメディ を入れて安易に客が飽きるのを防ごうとする 現代ハリウッド作品とは映画としての高級感がまるで違うのです。
高級映画とは何か?感じることができる逸品かと。
ではどこが笑えるのかというと・・・、最後の方で主人公が脱走防止用の 自動照準のレーザーで狙われるシーンがあるのですが、このシーンのCGが 、当時だから仕方ないのですが、きこりの与作です・・・
それまでものすごく緻密なリアリティで描かれているだけに、このシーンだけ ギャップありすぎ!
病原体研究施設がCGっぽく表示されるシーンとかはものすごく成功してるのに〜。
(実はCGじゃなくて透明アクリル製の模型なんですよ)

デスレース2000
アメリカを横断するレース映画にはキャノンボール等数々の作品がありますが、 ゴールまでに何人轢き殺せるか?!を競うのは、このデスレース2000だけ。
ちなみに配点は、
30 40
子供70 老人100

走る車は全部北斗の拳ライクなステキ仕様で、 全身にトゲトゲがついてたりして、実に良い味を出してます。
またハリウッドスターとして、頭の悪さに定評のある作品に出演し名を馳せている シルベスタースタローンが、客席にマシンガンをぶっ放しまくる 悪役レーサー(この作品中のレーサーは全員悪役ですけど)として 出演しているのもバカ映画ファンとしても見逃せません
今まで見たスタローン映画の中でもトップを競うハマリ役だと思います。

レースの審査員や仲間の整備士を跳ねても得点が入ったり、コース上に 老人ホームがあると高得点チャンス!老人を道に並べて 「安楽死デー」とか、、紙に書いたトンネルに 騙されて崖から落ちてみたり、 バカシーンの連続です。ちなみにレンタルでも置いてある ところは稀なので、 カーマゲドン(1)やデススロットル(2)でもやりながら気長に探しましょう。
(1)カーマゲドン: PC用のデスレース実写版みたいなレースゲーム。英国版はPS用も有り。
(2)デススロットル:PS/SS用のやっぱしデスレース風なゲーム。ちなみにPS版の名前は"ハードロックイエローキャブ"


イグジステンス
監督:デビッド・クローネンバーグ
人の背中に穴空けてウネウネグニュグニュのゲーム機繋いで トリップ&ドラッグするゲーム機の世界で「さぁどれが現実?」と 視聴者をケムにまくB級SF。

むかーーしビデオがまだ出始めだった頃に 「ビデオドローム」というビデオテープがウネウネと動いて 人のお腹の中にムニュムニュ入っていく映画があったんですが、 これがクローネンバーグ大先生の作品だったりして、 一部の同人作家の間では物体X、ブレードランナーよりも マニアックなネタとして珍重されていただのというようなコトは この映画を見る前に予備知識として知っておいてソンはないと思います。

今度大先生の取り組んだ作品はゲームが題材です。
で、イグジステンスですが ウネウネ動くテレビやビデオが、ゲーム機本体に置き換わり、内容的には 特に変化なし。 イグジステンスとは作中に出てくる 人間の神経に直結して超リアルなゲームができるゲームのタイトルを指しています。
で、これが"シェンムー"にソックリです・・
退屈そうなところとか、やたら予算かけてるとことか。 開発者は鈴木Yですか?

ハッキリいって本当にあったらこのゲーム間違いなくクソゲー。
でも見所はちゃんとあります。すげぇリアルなゲームの登場人物が キーワード言わないと同じこと言いつづけたり、待機モードに入って ユラユラ揺れつづけるトコとかシャンムーやってると笑えると思う。


ロボコップ1/2/3
完全B級作品として世に出たにもかかわらず意外に人気を呼び、2,3と作られ、TV版まで 公開されたダークホース映画です。(ターミネータやゴーストバスターズもそう)
第一作目。重傷を負って死んだ警官が不死身のサイボーグ警官"ロボコップ"になって蘇ります。
おりしもデトロイトでは警官達が待遇改善を求めてストの真っ最中。 町の治安はどん底。B級映画ご用達のヘビメタがドラム缶で火を焚いている世界です。 そこで新興企業オムニ社は民間警察を作り その警官としてロボットをデトロイトに配備する計画を提案します。 で、その試作ロボット君、お披露目会でいきなり犯人を誤認して社員をハチの巣に しちまいます。
ここで注目すべきところは
発表会のデモ用の機体になぜか実弾が入っている
ことです。
ま、この失敗のおかげで、ロボコップの出番となるわけですが・・。
で映画第二作目ではオムニ社はロボコップの第二号を作ろうとします。 ところが最初ロボコップ2号試作機はいきなり銃を取り出して、まわりの 研究者をジェノサイド。最後は自分の頭もフッ飛ばして果てます。
試作機になぜ実弾を入れる!アメ公!!
さらに試作機2号では少しは懲りたのか、試作機を防弾処理室に入れて スイッチオン。こいつもやはり銃を抜いて自害して果てるのですが、
試作機から実弾を抜いとけばいいことには気がつかない模様

さらにこの後完成したロボコップ2が発表会でやっぱり暴走するのですが、 今度はすこしだけ知恵がついたのかリモコンで弾が出ないように細工がしてありました。でも リモコンをロボコップ2にあっさり奪われてロック解除。
もちろんこいつにも実弾満載。血の雨が降ります

というわけで、
・例えデモ用でも実弾を装備できる機体には実弾を装備せよ
・意地でも標的は人間

というのはB級映画の心得です。と思っていたら、先日ディスカバリー チャンネルでアメリカ軍が音速を超える実験で、椅子に人間を縛り付けて 音速でレールの上を走らせる実験をしたという記録映像をやってました。 ムチャするなぁ〜と思って見ておりましたところ、 被験者が失明したので、その後実験者をサルに切り替えた とのこと・・・。
普通順番が逆とちゃうか?
どうやらクレイジーなのは映画の中だけの話では無さそうです。ハイ。

ユニバーサル・ソルジャー
監督:{ローランドエメリッヒ}、 出演ジャン:{クロード・ヴァン・ダム、ドルフ・ラングレン } と三拍子揃った、クソ映画のサラブレットみたいな業火スタッフ で送られる、はぐれ脱走兵士肉体派な映画。
ベトナム戦争で戦死した主人公が記憶を消されて不死身の 戦士に改造されるが、あるひ記憶を取り戻して・・ (説明もういいね)という内容。
しかし、本当の内容はこうだ!
2人の筋肉ムキムキの肉体派改造超人(クロード・ヴァン・ダム、とドルフ・ラングレン) がそれぞれのバカ力を存分に発揮してどっかの町の一軒家を壊す。
これだけ。

ダークサイドオフザムーン
月軌道上で遭難したシャトルを調査にいった乗組員が 次々と"悪魔"に取り殺されるという映画です。 こうかくと、実は悪魔の正体って宇宙人とか、 超生命体なんか?と思ったりしますが、 なんのヒネリもなく悪魔です。それ以上でも それ以下でもありません。 宇宙を舞台にした物体Xモドキの悪魔との 戦いがメインテーマです。
さらに、シャトルに積んであるメイン コンピューターはなぜかネーチャン型の マネキンで、特別の部屋に入ってます。 狭いシャトルの中、こんなもったいない スペースをどういうわけで設けているのか、 前述の悪魔よりもよほど気になります。
一見会話で音声入力?とか思いますが、 入力はキーボードで出力だけ音声という ショボさです。しかも出力は命令調で随分 エラそうです。この異様なコンピュータ が後で何か鍵になるのかと思っていたら、 全然関係なくあっさり悪魔に壊されて終わり です。
最後は悪魔を核でフッ飛ばして終わり。 海の向こうの※の国の核崇拝は悪魔まで 核でフッ飛ばしちまいました。 めでたしめでたし。

スターゲート
監督はインデペンデンスデイのローランド・エメリッヒ。 なんかID4で有名になって、SF映画巨匠的扱いをされてはいるが、 ユニバーサルソルジャー は忘れないぞ、エメリッヒ!(単なる私怨です)
この作品も、やけに宣伝とかが派手で有名になりましたが、 内容は、考古学者の主人公が古代エジプトの遺跡スターゲートを通って 他の惑星に行き、その先で"自称神 (なんか顔がマイケルジャクソンに似てるような気がする)"の 奴隷となっている人々を扇動してクーデターを起こし、支配者"神" を倒すという内容です(なんだか※の国の軍隊にやることが似てるナァ)。 見所はその科学力の高さに反比例した自称"神" のオマヌケぶりです。神が地球に水爆をスターゲートで送ろうとしますが、 自分の宇宙船への転送装置の電源を切り忘れたのか、あっさり 水爆を送り返されて自爆。この一瞬、神の正体、エイリアン風異形の姿 が見れますが、これがまたなんとも古臭いデザインで笑いと涙を さそうことでしょう。

タンクバタリオン
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タイムマシン
クソ映画ってほどでは無いのですが、時代が変わると倫理感 のズレでクソ映画っぽくなってしまう作品があります。 これなんかはその代表かもしれない。
原作はH.G.ウェルズの同名の代表的SF小説です。 主人公は戦争ばかりの世の中がイヤになった天才発明家。 理不尽な18世紀から逃げ出すためにタイムマシンを作って 未来へ行くと、遥かな未来では人類は地下に住む 醜い種族モーロックと地上に住む一見普通だけど無気力人間のイーロイ に分かれていました。んで、モーロックの食料として イーロイが飼われていたりします。 戦争が嫌いで逃げてきた主人公ですが、なぜか未来では 無気力なイーロイに「本を読まない」と怒ってみたり、 気に入っていたイーロイ族の女がモーロックの食料にされそうに なったんで、突然肉食人種の本性を表し、モーロックとバイオレンスな 戦いを繰り広げたあげく、 モーロックを 棲家ごと根絶やしにします
「いいのか!」
僕的西洋バカ映画要素
1・どんなに脆弱そうな主人公でも最後はバイオレンス
2・力だけが正義
3・平和を唱えながら、異思想には粛清バリバリ
4・異思想論者は全滅させてもオッケー
4・必ずボイン(死語)でグラマー(死語)なネーチャンが出てくる。
5・そして主人公とくっつく
なんだ、1,2,3って※国軍そのものじゃん。


宇宙から来たツタンカーメン
発見されたミイラが実は宇宙人だっよーん。というたわけたお話。 全然ツタンカーメンなんか出ません、 ミイラが出ている⇒ツタンカーメンという安易な邦題が 付けられていてやる気の無さが伝わってきます。
宇宙人が母星に帰るのに一緒に埋葬されていた複数個のダイヤが 必要で、これをネコババした人をミイラが追いかけてきます。
銃で撃ったりしても効きません。
なんでミイラになったんでしょうか?
ミイラにされるまえにとっとと母星に帰れよ宇宙人!
地球人を驚かすために掘り出されるまで千年も待って いたとしか思えません。 酔狂な宇宙人です。
最後は宇宙人をかばって撃たれた主人公が 宇宙人と一緒にどっかに消えてしまいます (多分宇宙に帰ったとかそういう演出)。 取ってつけたようなどうでもいい謎オチです。

レッドスコルピオン
(主演 ドルフ・ラングレン/M・エメット・ウォルシュ/ブライオン・ジェームス) クソ映画3大俳優の一人「ドルフラングレン」主演の"偽ランボー"です。 公開当時のキャッチコピーは 「ヘリを落とし、戦車をへこませ、そして どんな拷問にも耐える」 でした。前の二つはともかく。最後のはなんか情けないぞ。 仲間の裏切りで瀕死の重傷を負った主人公、助けてくれたのはよりによって ブッシュマン (筆者は個人主義者であり差別論者ではありませんが 「言葉狩り」は人類の歴史と文化に対する冒涜であり、これを支持する集団 を偽善カルトだと信じて疑いません)。 で、寝てる間に"勝手に"蠍の刺青を彫られて「スコルピオン」の称号をもらいます (いきなりすごく弱そう・・)。で、留守中に恩人の村を焼かれて、復讐します。 最後に仲間の新聞記者のオヤジが「ハハハよくやったなぁ」と出てきて 「プチッ」画面が硬直して終わります。ほとんどアメリカの1時間TVドラマです。 投げやり加減にも程があります。

マスターズ
(主演 ドルフ・ラングレン) 近代クソ映画3大俳優の一人「ドルフラングレン」演じるところの ヒーマンが主人公です。
みどころは 自称"宇宙の支配者" がわざわざ 地球へやって来て アメリカのどっかの田舎の警察と戦う ところです。

デフコン4
(監督:ポール・ドノヴァン) 冒頭でいきなり核戦争が起きます。
で、核防衛のために宇宙にいた宇宙飛行士が帰ってみると、 1年も経ってないのに ヘビメタがドラム缶で焚き火している B級映画の未来世界になってます。しかも食人種まで出現してます。
最後は宇宙船に残っていた核が爆発して、族もヘビメタも皆殺しです

スペースバンパイヤ
宇宙来た人間の精気を吸い取るバンパイヤねーちゃんという、 サッキュバスみたいな宇宙人がやってきます。 で精気を吸い取られると、顔からバチバチ放電しながら、 エロ漫画で何度もヌかれた男みたいに カサカサのミイラに なります。で、このミイラが別の人の精気を 取るようになって・・とどんどん増えて街は大混乱なのですが吸うだけ 吸って肝心のバンパイヤ宇宙人は宇宙船でどっかに行ってしまって終わりです。 唐突です。起承転結でいえば起承までしかありません
ちなみに筆者はこの映画のメインテーマ曲が結構好きだったりします。

スペースサタン
(主演 カーク・ダグラス) 土星の衛星の基地に人格移植で教育するお手伝いロボが来ます。
ところが一緒にやってきた精神異常な大佐の人格が移植されたので めでたく、女性を追っかけまわすストーカーロボになりましたとさ。
で、追いかけてくるロボ(ヘクター)ですが、着ぐるみの制約で圧倒的 に歩くのが不自由すぎます。短足です。長い棒で突つけば倒れて終わりな気が しますが、主人公と追いかけられるバカねーちゃんは恐れおののきながら 逃げ惑います。
最後は主人公がロボと一緒に自爆して終わりです。
ちなみに、この映画の邦題がスペースサタン、英題がSaturn2。サタンじゃ なくてサターンです。ええ、土星のコトです。 サタン(SATAN)なんてどこから来たんでしょ?まさかSaturnとSatanを間違えたってことはないよなぁ・・?

スターシップトルーパース
原作ファンが見たら泣きそうな(実際Fanの間では不評)くらい不出来なB級映画。 のくせに妙に人気が出ました。 描写の残酷なトコだけね・・・
原作を知らなければ、ただのB級映画。
原作の右翼傾向をおちょくるように作ったと監督は申して おりましたが、 原作者が死んだ後でやることでしょうか? こういうのって普通 死人にムチ打つ って言わないか?
まさか平和ボケの日本映画 以外 で運動会の騎馬戦よろしく 無計画にワラワラと敵に向かって銃撃ちまくりの兵隊の様を見れるとは 思いませんでした。 ありゃ、絶対あっちこっちで同士討ちしてます。
しかも、現代の陸兵より弱体化してます。弱いです。 しかもちっとも学習能力が無いのですぐ同じテでやられます。
あと、真空の宇宙で盛大に炎を吹き上げて燃える船もすごいなー。 こういうのをリアルって言うんですかねぇ。トホホ

サイボーグ
主人公がやたら強そうなアニキなんで、これがサイボーグかと 思いきや、ヒヨワな女性の方がサイボーグでした。 しかもほとんどサイボーグなんか関係ありません。 ひたすら肉体派のオヤジの格闘シーンがメインです。

ウィザード
(オーストラリア映画) 神の啓示でひたすら地下に掘り進み続ける中世風の村、地底には向こう側の世界 があって、そこに十字架を掲げないといけないんだそうです。 ある日地底の向こう側に開けた世界を発見して、行ってみるとそこは現代世界。 車に引かれそうになりながら、十字架をどこぞの教会のてっぺんに取りつけて 話は終わり。無意味としか思えない目的ですが、映像もひたすら 意味不明なシーンが長々と流れます。映画館で見たら絶対寝ます。 時間の貴重さを体感できる一品です。

さよならジュピター
(日本映画 監督:小松左京 主演:三浦友和) 小松左京といえば、日本SFの大家、日本でSFをメジャーにした立役者の一人 と言い切っても過言ではないでしょう。
自分的歴史観では、日本SF映画の黄金期は「日本沈没(by小松左京)」に始まり、 「復活の日(by小松左京)」で頂点を極め、「さよならジュピター(by小松左京)」 で終わったと思っています。

さて、あなたの周りに古参の日本SFファンの人がいたら「さよならジュピター」 について聞いてみましょう。きっと苦々しい顔をしながら思い出話を語ってくれたり、 「原作は良かった」とか弁明を始めたり、怒ったり、無かったことにしたり、 意味不明な事を言い出したり、 まるでつい最近のEVAファンとかセガファンのような行動を取ってくれて 大変楽しめることと思います。
webで検索してみても、レビューにはひっかかりませんが、 他の映画紹介で「まるで『さよならジュピター』のような」とか 「『さよならジュピター』以来の酷い・・」という表現で引用されまくり、
極めつけは ハヤカワノベルズの巻末とかに載っているSF識者の後書きとかでも 何気にムチャクチャ書かれてたりして (※ハヤカワノベルズ「地球最後の日」)その罪深さの程が窺い知れます。

なにより救いが無いのは、この映画、御大自ら総指揮しちゃってるコトでしょうか?

さて、火星の極冠を爆破し蒸発した氷の下から絵文字が出るトコから映画は 始まります。そして唐突に木星への連絡船「TOKIO2」が登場。 おっと、この宇宙船、2010年のレオーノフ号のように船体の一部を回して 重力を得ているのですが、影まで一緒に回っています。まるで塗ったみたいだなぁ 〜とか思ってたら・・後日談で分かったのですが本当に墨で塗ってやがりました。

さてここいら辺でメインの俳優も顔を出すので、一応チェックしてみましょう。 "主演:三浦友和" いきなりコレかい!。 角刈りのモロ体育会系あんちゃんが宇宙と 激しく不協和音。 いきなり宇宙が汗臭く。 演技も泥臭くて救いようがないです (※フォロー:最近のドラマではさすがに上達してるらしいですが)。

さらに、木星を太陽にする主人公側の計画を阻止するのが、ジュピター 教団というイカレ宗教です。で、こいつらが破壊工作をしでかすのですが、 その作戦は主に"ストロング金剛みたいなマッチョが施設に殴りこんで行って、 棍棒で機械を壊す"という体力バカ攻撃なのは素晴らしすぎます。

で、この教団のエージェントの女性が三浦と旧恋仲で、逮捕ついでにいきなり ヨリを戻して無重力ウキウキSEXシーンになります。しかも無意味に長ェ!。 なんで邦画ってこういう意味も無いエロシーンを入れたがるのでしょう。 芸術だとでも言うのでしょうか?しかも、カメラワークか照明が悪いせいか 肌が土気色なんで、ちっとも綺麗じゃありません。ヘコみまくり

さらにジュピター教団の教祖ですがヒッピー風味のオヤジです。
いくら80年代だからと言っても、もうヒッピーは完全に絶滅種です。
なんとなくオ○ムそっくしなのは気のせいでしょうか?
教祖の飼ってるイルカの名前がジュピターなんで、木星を保護するんだ そうです。素晴らしい論理です。
信仰カルト教団のアホさを訴えていたと考えれば、時代を先取りしていたのでしょうか?
三浦の見ている前で、この教祖様のイルカがサメに食われるんですが、 その時に教祖様が即興で歌を歌います。
「君はとても大きくて〜  いつも、いつも、輝いていた〜」
そういえば某教団の尊師もヘンな歌歌ってましたね・・・

あと、この計画に従事している科学者に自称天才なガキがいるんですが、 なんかいちいち言動がムカつくのはシナリオのマズさ故でしょうか? 言動とかから知性がみられないし、オレコイツが天才っぽい活躍してる とこ見た覚えないんですが・・
ただでさえ理解不能な要素を詰め込みすぎなんだから、こんな活躍の舞台の 無い奴出さなけりゃいいものを・・

んで、色々あって、 いつのまにか宇宙の彼方からブラックホール(BH)が地球に向けて飛んで来てたりして (そんなモノが飛んで来てるのに未来の宇宙観測者達がドタンバまで気がつかない 理由が"ブラックホールは光すら飲み込むから見えない"というのはどうかと 思います。そんな重力源が近づいてたらさすがに惑星の軌道に早くから影響が出ると・・)、 、さっそく外宇宙観測船がそのエジキに、しかしこのシーン、乗り組み員達が 冷凍睡眠しているのですが、BHに吸いこまれる船が壊れる中"腕"がカプセルから むっちゃ"釣り"っぽい軌道を描いて飛び出してきます。
いくら冷凍睡眠でもマグロじゃないんだからコチコチにはなってないと思うんですが・・。

んで、急遽木星を飛んでくるBHへぶつけて進路を変えよう! という計画が持ち上がります。そのさなか負傷した自称天才少年のセリフが ヘナチョコすぎ(まぁここらへんまでこの映画に耐えた人なら致死量範囲内ですが)

少年「木星をブッとばしてきてくれよ!!」
三浦「ああ!絶対ブッ飛ばしてくるさ!」

木星になんか恨みでもあんのか?ブッ飛ばすのはBHの方じゃないのか?
まぁ最後は、お望みどうり木星とBHとついでに三浦がブッ飛んで終わりですがね。
あ、そうそう、最初に出てきた絵文字ですけどアレは昔地球に来た宇宙人が BHのことを教えるために火星に書き残していったそうです。
もうちょっと分かりやすいメッセージ方法はなかったんでしょうか? 親切なのか不親切なのかよくわからん宇宙人です。
途中ジュビターゴーストという謎の宇宙船が木星に浮いてたり するんですが多分最後まで見たころには、みんなそんなモノ忘れてます。
というか、明らかに詰め込みすぎ。正直、火星の宇宙人のメッセージとかジュピターゴーストとか、無重力ウキウキセックスをばっさり切り捨てれば、この映画あと+10点くらいは評価が上がるんじゃないだろうか?


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