Wacom intuos マウス改造
WacomのIntuosについてくるマウスってなんか使いにくくないでしょうか？
そんな疑問をもってgoogleで検索したんですが、Intuosのペンについて 触れられているページはあれど、マウスについてはほとんどないんですねぇ。
ちなみに私の使っているintuos2についてきたマウスがこちら。
ちなみに、このマウス、タブレットのペンと同じように動作するので ノン電源コードレスというスグレモノです。
で私はあまりマウスのクリック感とか、そういうマニアックなところ からはストレスを感じないのですが、コイツのどこが駄目かというと
  1. ホイールが動かしづらい。
  2. マウスがタブレット上にないと動きが検出されない。
  3. マウスをタブレットからちょっと浮かせて移動させても
    動きが検出されてしまう。
ことなんですねぇ。
2,3はこのマウスの仕様みたいなものだから仕方ないとして、1は納得いきませんな。
で、この動かしづらい原因、
  1. ホイールの材質のゴムが滑りやすく回しにくい
  2. どうも大きくホイールを動かさないと回転が検出されてない気がする
なので、メカニカルな原因と推察。さっそくバラしにかかりました。
さて、このマウス、しげしげとながめても何処にもネジがありません。
で、素人考えで、内部でツメで止めてあると思ったのですが・・・・・
実は裏に張ってある布地を無理やり剥がすと(写真左）、ネジ３つで止まってます。
くれぐれも無理やりコジあけないように・・。

これが側をあけた様子。真中にウエイトが入っていますが、それ以外は普通の 基盤だし、特別な機構もないので、パワフルな人なら、中身をそっくり ＭＳマウスとかに入れるのもできそうですね。
ホイールの近くにある銅色のモノがコイルで、これでタブレットに位置を 検出させる＋マウス自体の電力も補っているみたいですね〜。
個人的にはマウスのウェイトは真中よりも前側に置いたほうが絵を書くのには いいと思うんですが。
で、見るとホイールを受け止めている軸のプラとホイールのゴムが緩くて、 空転してるのを発見！原因はコイツです。
さっそく両面テープを貼り付けて、ゴムを固定です。 まぁ貼り付ける材料はボンドでも瞬間接着剤でもＯＫだと思うんですけどね。
で、このホイール自体もなにか表面がツルツルで動かしづらいので、 ナイフで切れ込みを入れることにしました。
ううっ、こういう工作苦手なんで、なんかミゾがイビツになってますが・・ こんなモノは実用性重視です。
というわけで、無事工作完了。 かなりホイールの動きがよくなりました。ウエブページ閲覧も ストレスなくできます。

しかし、分解した感想なんですが、wacomは電子回路には強いんだけど、 こういうメカニカルな部品には弱いのね。ってことですね。
ホイールの部分なんかゴムを巻きつけるプラ部分に何かツメでもあれば こんなことにはならないですしね。
あと、今時ボタン２個のマウスも少し寂しい・・せめて親指のとこに 進む、戻るボタンくらいつけて・・
そういえばマウス自体のデザインももう少しなんとかならないのかなぁ・・ ＭＳマウスみたいなナス型デザインだったら、もっとみんな使うと思うんだけど。