くそげー研究室:報告書[#24535]
研究課題:未来神話ジャーヴァス(JARVAS)


時代的背景

かってファミコンRPG黄金時代、ドラクエを先駆けとしたファミコンRPGブームの中で様々なRPGが生まれ、そして消えていった。だが、RPGの内容が豪華になればなるほど状態を保存するためのデーター、通称「ふっかつのじゅもん」は長くなっていった。
未来神話ジャーヴァス、それはドラクエ3に先駆け、ファミコンRPGにバッテリーバックアップ機能を搭載した革命的RPG。
(あのタケシの挑戦状を作ってしまった)タイトーからの一つの答えとなるはずだった。

0.いまここに!未来神話を語ろう!

未来神話ジャーヴァス、これはドラクエ2が発売され、日本にRPGの一次ブームが訪れていた時代のゲームである。
私の記憶では確か、このゲームがバッテリーバックアップ最初のRPGだったと思う。
電池の寿命が気になったのか、この時代のタイトーのバックアップカセットは裏に電池を取り替えられるフタが付いているのが特徴であり。このカセットはその後、不動明王伝でも使われていたと記憶している。

しかし、良く考えればわかるが、この構造では中の記憶を消さずに電池を替えることは不可能なのでは?
パッケージ表 パッケージ裏
(左上に電池のフタが見える)

1.未来神話ジャーヴァスストーリー

まずは、説明書を見ると4ページ目に未来神話ジャーヴァスストーリーなるものが載っている。
新地球誕生にまつわる神話のうち、もっとも有名なものの一つに
「ジーャヴァスの神話」がある。
lこの神話の真相をキミだけにお話ししよう。

昔地球には高度な機械文明があった。その中心都市には、ニューヨークや
東京などがあり、交通手段も発達していた。しかし、人口の増加から地球は
手狭になり、人々は新しい居住世界をもとめ、高速宇宙船に乗り込み
未知の空間に飛び出していったのである。
その中には宇宙探査船ジャーヴァス号の姿もあった。

このジャーヴァス号が数々の苦難を乗り越え、やっとの思いで地球に
戻ったとき、乗組員は1人だけになっていた。
彼はなつかしい地球を視界に捕らえると光速通信装置のスイッチをいれた。
「ケネディ宇宙空港、ケネディ宇宙空港、応答せよ。
こちら、探査船ジャーヴァス号。応答せよ・・応答せよ・・」
しかし応答はなかった。
彼は探査船をアメリカ大陸(らしきところ)に不時着させ、母なる大地を踏みしめた
だが何かがおかしい。かっての文明の形跡はどこにもないのだ。
住人も違っている。ハンバーガーも無い。
そして、あの巨大都市ニューヨークもない!
一体地球はどうなってしまったのだ。
やがて彼は旅立った、昔の地球を探すため。大変化の原因をさぐるため。
そして、自分の生きる道を見いだすために。
彼のその後の行動そのものが「ジャーヴァスの神話」と呼ばれている。
そして、その神話を作るのはキミ。ジャーヴァス号のパイロットこそ、
キミにほかならないのだ。

地球が無くなって慌ててるのはわかるが、「ハンバーガーも無い」は無いだろいきなり・・・。
さて、そういうワケで主人公は荒廃した地球に降り立ってゲームはスタートしますが
いきなり何も無い広野にポツンと立って
いるところから始まります
「星をみるひと」を思い出さずにはいられません。マニュアルを読まなかったプレーヤーはどうしたのでしょうか?
ファミコンなのでという言い訳が効かないくらいにドットも汚く、およそ地上にあるもの全てが判別不能なのは荒廃した地球を演出するためにワザとなのでしょうか?

近くにクルクル不自然に動く、ゴミみたいなのがいます。敵らしいので、とりあえず攻撃します。
「ブブブブブブ」というヘッポコな音がして敵に攻撃がヒット。「ビシュー」とヘボヘボな音とともにくだけ散ります。
ちなみに、この音ですが何を倒しても、ゲーム終わりまで同じパターンです

町に入ると町人がうろついています。攻撃をしかけると、やはり、「ブブブブブブ」「ビシュー」です。
ちなみにペナルティは何もないので、ゲームに飽きたり、ムカついたときに八つ当たりするのがベターです。

ゲームの内容ですが、ストーリーには全然述べられていませんが、
「この世界には7人の暴君がいて、彼らをうち滅ぼし、
新地球に君臨することがゲームの最終目的です」
と遊び方に書かれています。
「自分の生きる道」とか、「大変化の原因」はどこへ 行ってしまったのでしょうか?
そんな奇麗事ではこの荒廃したコ汚いドット絵の地球では生きていけなかったとでもいうのでしょうか?
とにかく主人公は居直り強盗のごとく、新世界侵略に励まなくてはなりません。

ところで、このゲームは単なるRPGではなく、傭兵を雇って各暴君の城を陥落させることが必要です。
さて、傭兵というのは何処にいるのかって?実はフィールドをうろついているとたまにこちらに攻撃を仕掛けてこないオヤジやらカエルに出会います。これが傭兵で、自分のレベルがある程度以上だったり条件を満たしていると「なかま」コマンドでなかまに出来ます。
で、なかまにした傭兵はどういう役目があるのか?というと・・実は暴君の城に入るための鍵の役割しかありません。つまり、それぞれの城にはいるのに、特定の数と種類(傭兵には種類もある)の傭兵をなかまにしないといけないという・・ ドラクエの金の鍵、銀の鍵みたいなものです。
理解するのが面倒臭い傭兵システム!
しかも傭兵はただの
あと、傭兵の中でも魔導師等は「じょげん」コマンドで助言を聞くことができますが・・・役に立たないことしか言わないのであまり意味は無いでしょう。

RPGらしく町の人にヒントをもらいましょう、話すコマンドで情報が聞けます。で、話かけると・・
「ぐりんらっどにしろいこな」
マジ、電波入ってます。ヤバイです。聞いてるこちらの気が狂いそうになるので、
「ブブブブブブ」「ビシュー」
と丁寧にブチ殺してあげましょう。
町の住人はどいつも無口な奴等ばかりらしく、一言二言しか話さない上に、出てくるメッセージはコレです。
ちなみに町の人は3パターンくらいしか無い上、高速で動きまわっているので、どれが誰やらわからなくなりがちです。

さらに、こんなヒントを元にやらスコープだのメガネだのを探さなくてはならないのですが、これがまた

広大なフィールドの一点に落ちているアイテムを探す
という涙も渇れはてるような仕様になっています。ちゅーか、
「やってられるか!ボケー」
さて、こんなに解くのがツライ仕様のゲームなのにエンディングはショボイ王様の絵(キャラクタパターンで出来てるとしか思えない)が出てきて
「コウシテアナタハ、コノセカイノ、
オウニナリマシタ、オメデトウ」
で終わりです。
一言いわせてくれ・・・
ねぇ、ジャーヴァスの伝説って何?

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