「初音」Ver2.0 ダウンロード(ZIP形式)("Hatsune2.04"Download)
hatsune2.04.zip
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最終更新: 2003年11月29日
「初音Ver2.0」ダウンロード(LZH形式)("Hatsune2.04"Download)
hatsune2.04.lzh
Size: 1.1Mbyte
最終更新: 2003年11月29日

【これはなに?】

人に見られたくないプライベートなファイルというものは 一般的に暗号化して送るという方法が取られます。
が、暗号化していることが分かれば、その中身を見たくなる というのが人情。映画エネミーオブアメリカとか見た後だと そのプライバシー収集の無差別絨毯爆撃ぶりに、思わず 「自分の秘密のファイルが国の機関にしっかりチェックされ てるんじゃないか?」とか不安になったりすることもあるのでは ないでしょうか?。
さて、人に見られたくないものをインターネットのようにセキュリティ に色々問題の多いシステムでやり取りするには、二つの方法が考えられます。
1.ガチガチに強固な暗号化を採用する
2.そのファイルが一見重要なファイルでないかのように偽装し、他人の気を引かない
このツールは2の方法を採用した、プライバシー保護用偽装ツールです。

【具体的にはどうするの?】

このツールは汎用画像ファイル形式であるPNGファイルに秘密のプライベートな ファイルを埋め込み、またそこから秘密ファイルを取り出します。
現バージョンでは元のPNGファイルは24bitカラーの pngファイルでなくてはなりません。

【hatsuneとはなにか?】

このツールはPNGファイルに任意のファイルを 埋め込み/取り出します。
元のPNGファイルは24bitカラーのpngファイル でなくてはなりません。

例えば、123.pngというファイルがあったと すると、そこに456.zipというファイルを hatsuneを用いて埋め込み、 結果的に 456.pngというファイルを得ます。

このpngを表示しても123.pngと同じ画像しか 表示されませんが、456.pngにはしっかり456.zip の中身が入っているので、hatsuneにかけて 456.zipをとり出すことができます。

ここで、埋め込む作業を擬装と呼び、 取り出す作業を擬装解除と呼びます。

【擬装とは?】

偽装についての考え方を下の図で説明します

【擬装モードの説明】

以下の図はhatsuneの偽装モードの説明です。
基本的に(1)(3)だけ設定すれば、ドラッグ&ドロップでファイルを偽装できます

【擬装のやりかた】

  1. hatsuneを立ち上げ、モード切り替えボタンで 擬装モードにする
  2. 擬装用PNGファイルを指定し(123.PNG)
  3. 結果の出力ディレクトリを指定
  4. もしパスワードを掛けるならパスワードを記入
  5. 擬装するファイルを指定(456.zip)
  6. 実行ボタンを押す。
  7. 擬装済みファイル(456.PNG)が出力ディレクトリ に出来る。

ドラッグ&ドロップについて

[1][2][3][4]の作業を行った後、擬装ファイルをドラッグ& ドロップすると、[5][6]の作業を自動で行います。 複数ファイルをドロップすると各ファイルについて [5][6][7]の作業を繰返します。

【擬装解除モードの説明】

以下の図はhatsuneの偽装解除モードの説明です。
基本的に(2)だけ設定すれば、ドラッグ&ドロップでファイルを偽装できます

【擬装解除のやりかた】

  1. hatsuneを立ち上げ、モード切り替えボタンで 擬装解除モードにする。
  2. 結果の出力ディレクトリを指定
  3. もしパスワードがファイルにかかっているなら パスワードを記入
  4. 擬装済みファイルを指定(456.png)
  5. 実行ボタンを押す。
  6. 擬装解除されたファイル(456.zip)が出力ディレクトリ に出来る。

ドラッグ&ドロップについて

[1][2][3]の作業を行った後、擬装ファイルをドラッグ& ドロップすると、[4][5]の作業を自動で行います。 複数ファイルをドロップすると各ファイルについて [4][5][6]の作業を繰返します。

        456.PNG---+--->[hatsune]--->[456.zip]
                  |
     [PASSWORD]---+

【Linux版】

   Usage:hatsune [-p password] [-s split size(Kbyte)] [-q -v] -e file1.png file2 file3.png
        :hatsune [-p password] [-d] file3.png [extract dir]
        file1=24bitTrueColorPNG file(small size recomend)
        file2= any implant file
        file3= Implanted PNG file

        -d デコード(擬装解除)モード(デフォルト)
        -e エンコード(擬装)モード
        -p パスワードを指定します。
        file1 = 24bitカラーの擬装用PNGファイルを指定 
        file2 = 擬装するファイルを指定
        file3 = 擬装後のファイル名を指定
        extract dir = 擬装解除した結果ファイルを出力するディレクトリ
        -s 数字  = ファイルを決まったサイズに分割する。(Kbyte単位指定です)	
        -v       = 作業状態の表示
        -q       = ファイルのオーバーライト等の問い合わせをしない

        Ex)擬装例
         hatsune -e -p test 123.png 345.zip 678.png
         hatsune -s 1024 -e -p test 123.png 345.zip 678.png 1M単位に分割する場合
        Ex)擬装解除例
         hatsune -d -p test 678.png extract/

【hatsuneについて】

特徴

同様のソフトは多分既に沢山あると思います このhatsuneの数少ない特徴について列挙 すると

  1. 偽装とファイルの分割が同時に可能
  2. スキンが自分で設定可能
    hatsuneと同じディレクトリにhatsune.bmp という名前のbmpファイルを置くことで、 自由にスキンを変更できます。
    ただし、あまり暗い画像だと字が読めなく なるので適当に調整してください。
  3. linux用コマンドライン版hatsuneも付いている 何らかのcgiやシェルスクリプトに組み込む のが楽に行えます。
  4. hatsune擬装であることが分かり難い。 2重に擬装情報を隠しているので、明確に hatsune擬装であることを見抜くのは難しい (と思う)
    またパスワードを付けると、当のhatsune にも正解のパスワードがわからない限り hatsune擬装であるかどうか区別できません。 (まぁサイズで何等かの擬装が施されている くらいは分かるでしょうが・・)

【転載、配布について】

自由に行ってください。

JUMP TABLE