くそげー研究室:報告書[#24706]
研究課題:デスクリムゾン


デスクリムゾンとは?
「デスクリムゾン」知らない人のために一応説明を試みておこう。

1996年8月9日 大阪のCADソフトウェアハウス「エコールソフト」がサターンに送り出したゲームソフト第ニ弾、それが デスクリムゾンである(ちなみに第一弾は「ぱっぱらぱおーん」)。
当時対応ソフトの少なかったバーチャガン対応ということで(今でも少ないが・・)それなりに期待していた人も 多かったのかもしれない・・
だが、その内容は恐るべき物で、

  • どうみても洋ゲーとしか思えないパッケージ
  • 日本語らしき物で書かれているが意味がサッパリな説明書
  • 恐すぎる会社のロゴマーク(しかも飛ばせない)
  • シンプルすぎるオプション画面
  • 多くのゲーマーを笑いと感動に引き込んだ、ヘボいオープニングデモ
  • カッコ良すぎる主人公の名前「コンバット越前」
  • 名前負けしない、その勇姿
  • 緊張感のカケラもない越前とその仲間の声(社員とバイトだという説有り)
  • ゲーム開始後10秒で瞬殺される過酷すぎるゲーム内容
  • 撃ってはいけない敵「佐藤」「白いムササビ」の謎
等、どれを取っても洋ゲーに優るとも劣らない ハイパーインパクツな物ばかりである。

こうした要素がサターンマガジンにおいて多くのレビュアー達 のド肝を抜き、

  • 「これマジで出すんですか?」
  • 「ゲームと呼ぶことに罪悪感を感じる」
  • 「最低点は3点ですが、一点付けても良いですか」
  • 「私は評価したくないので、評価は隣の人のを見てください」

等、伝説的発言まで飛び出す有り様となった。

こうしたいわく付きのソフトが現在もサタマガのDランク最下位を堅守しつづけている様は、かのクソゲー帝王 「ソードオブソダン」の再来を感じさせ、サタマガ誌上においてソダンの次に帝王の称号を与えられるに至った。今なお多くのセガファンに恐怖戦慄を与えつづけている驚異のクソゲー超魔王、それがこのデスクリムゾンである。


戦慄の帝王 序章

まず、パッケージ。この時点で洋ゲーと勘違いされそうなくらいショボイです。80年代のパソコンのカセットゲームのペッケージみたいです。この絵がどうやらラスボスであるデスビスノスなのだと思いますが、ゲーム中に出てくるデザインと全然違うのは御愛敬か・・
ついでに、タイトルになっているクリムゾン出てくる度にデザインが違うという念の入れよう。クリムゾン、実は設定すら無いのではないだろうか?

CDをサターンにセットします。突然二枚のデスマスクが溶岩風背景に浮かび上がり、ピロピロという音と共に、エコールのロゴがクルクル回りながら飛んできます。
鉄人タイガー7に出てくる「マントル大帝」を思い出す人は・・いないか・・今時。

クソゲーにありがちですが、ロゴはもちろん飛ばせません。こういう要素はファミコン時代からクソゲーの伝統みたいな物ですが。帝王はこういうところにも手を抜きません

良く見ると仮面の周りに切り抜き跡さえ残っています。これはEndingのクリムゾンの絵や、説明書の絵にも見られます。帝王はそんな細かいことは気にしません

しばらくほうっておくとオープニングムービが始まります。
オープニングムービーを理解しやすいように「さいとうたかお」風にアレンジしてみたので、 せっかくだから、見てやってください。

突発デスクリ漫画
「エチゼン13」
Page1
Page2
Page3
わかったでしょうか?え?なにがなんだかさっぱりわからない?
ええ、実は本物を見ても多分同じくらいわけがわかりません(汗

漫画には出ていませんが、主人公のプロフィールなんかも出ます。一応マニュアルから抜粋

本名 越前庚介 本名の方が普通 カッコ良すぎる
その勇姿!


でも足の長さが違います。ヤバイです。傭兵という職業柄ある意味リアルなのか?
片足立ちしてるようにみえるの
ですが・・
コードネーム コンバット越前 どういう時にこう呼ばれていたのか考えると、夜も眠れません
年齢 29 10年前は19歳で傭兵。子供の日に生まれたのか・・・だからあんなにデモの声が幼いのか?
生年月日 1966年5月5日
身長 181cm 身長がそんなにあるようには見えないんだけど・・
体重 70kg
職業 元傭兵、現在は医者 変な職歴
性格 抑えてはいるが、冒険心旺盛な一匹狼
正義感・勇気とも平均以上
カッとしやすいところもあり、計画的人生より行き当たりばったりの人生を選んでしまうタイプ
女性の扱いは苦手
「押さえてはいるが」って?

正義感・勇気が平均どころか人類の上限も上回っているせいか、正面突破しかしない・・

いきあたりばったりでクリムゾンを手に入れました。でも日本に持ち込んだのは計画的犯罪だなぁ・・
好きな食べ物 焼きビーフン レーションに焼きビーフンはあるのでしょうか?



ちなみに、一度デモが始まってしまうと、キャンセルなんかききません。帝王はこんな細かいところでもプレイヤーを不快にする為には手を抜きません。それが帝王というものです。

メイン画面になったら、おもむろにオプションを選びます。

サウンド
ステレオ モノラル
これだけかいーー(涙!
そう!帝王の前に「難易度設定」などという軟弱な物など到底許されるはずもないのです。

バーチャガンを持ってる人は照準調整も選んでみます。的が現れたので打ちます。
・・・・・・一発撃っただけで戻ってきてしまいました。何処に弾は当たったのでしょう?
調整出来ているのでしょうか?
しかし、そんな心配は無用です。実はゲームをすればわかりますが、ゲームが豪快すぎて照準のずれなんかほとんど関係ありません。つーか、
画面に銃をくつつけなきゃ当たんねーーー

戦慄の帝王 本章

ゲームをスタートします。
いきなり、正体不明の敵らしきものが、書き割りにしか見えない平坦な背景の前で2パターンで踊っています。
中央で周っている目障りな物がどうやらクリムゾンの照準(サイト)らしい事を理解して、敵を打ちます。
一瞬敵が青鬼になり、空中で大の字になると(死にパターンはアニメ無し!1パターンしか無い!!)、地面に石ころのようにクルクル回りながら消えます。
しばらくすると、視線がストリートの方に向きます、敵が空中地中がら容赦無くにょきにょきと生えてきますので、こちらもクリムゾンで容赦無く倒します。
いきなり白い人敵に混ざって踊っています。特に逃げている様子も無いので、容赦無く打つと
「OhNO!」(すごく嬉しそうな声)
ライフが一つ減りました民間人だったようです。もちろん説明書には何処にもそんなこと書いてありません(そのくせ、ゲームに何の役にも立たないボスやらザコキャラの情報だけはしっかり載っていたりする)。
ちなみに、この民間人には非公式名称「佐藤」という名前がついています。 どうして佐藤なのかは永遠の >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 謎 <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< です。
2面になると薄い板状の白いムササビが出ますが、これも打つと、
「OhNO!」(すごく嬉しそうな声)
ライフが一つ減ります。なぜだ?ムササビだぞ、もしかして姿を変えられた哀れな民間人の末路があのムササビなのでしょうか?KOT症候群とはムササビに変化してしまう病気か何かなのでしょうか?
戦っていると時々
「このやろう」「やりやがったな」「くっそー」
という、妙に幼くヘボい声が聞こえて、ライフが減ります。が、敵は体当たりはおろか、弾さえ放ってきてません。
超能力で遠隔攻撃?でもかけて来ているとでもいうのでしょうか?
説明書にはこの敵は爆弾を投げてくるだの槍を放つだの書いてあるのですが・・・。

もちろん初心者は30秒ももたずに、瞬殺されます。

コンティニューすると、いきなり越前の声
「このやろう」「やりやがったな」
いきなりライフが二つ減ることがあります。
実は、このゲームには
無敵時間などという
軟弱で非現実的な物はありません

従って、敵から同時に2発の攻撃を食らえば、2個ライフが減ります。ライフが1個しか無い状態で3発食らえば、コンティニューした直後に3-1=2発食らいます。ライフが満タンでも、同時に6発食らえば、2回一瞬のうちに死ぬことになります。

敵を倒し続けると、たまにクリムゾンが進化して、溜め撃ちが出来るようになります。
しかし、マシンガンに進化すると、一発撃つと一定時間、ずーーっと弾が連射され続けるので、佐藤やムササビも巻き添えにしてしまいます。
画面の敵を消し去るミサイルになっても、やはり佐藤やムササビを巻き添えにしてしまいます。
このゲームの最大の敵は「佐藤」や「ムササビ」なのではないでしょうか?

ちなみにせっかく進化しても、次ステージに行く度にクリムゾンは元に戻ってしまうのであった・・・退化してどうする!

あと、越前の動きですが、
「計画的人生より行き当たりばったりの人生を選んでしまうタイプ」であり「正義感・勇気とも平均以上」な性格が災いしてか、かなり突飛な行動を取ります。
つーか、人間の動きをしません

サロニカの町ではせわしなく視線を動かしつつ、同じ場所を行ったりきたりします。
リムブルク大学では正面突破を試み(勇気ありすぎ・・)、
さらに門を立ったまま登るという芸当を見せてくれます。
イズキット川では水の上を歩きまくります。
砂漠では、序盤で人間技とは思えない高速移動を行った後、後半空中を飛び回ります
アッシムの館では、なぜか正面の入口を無視して館の回りを一回します(とっとと入口に入れよ・・)
デスビスノスの宇宙船では、敵を一通り倒したあと、越前がいきなり何もいない通路で人間には不可能な「進行方向に向かって空中3ひねり」を敢行します(どういう意味があるんだ・・)。

もしかして越前って人間では無いのかもしれません。

戦慄の帝王 終章

さて、ムササビや佐藤や越前の無謀な行動に翻弄され、死がとても身近に存在するこのゲームですからコンティニュー画面を見る回数が非常に多いでしょう。

しかし、最初の段階ではコンティニューはただの一回だけ。

そしてゲームオーバーになると・・・またしても飛ばせないエコールロゴがやさしく微笑みながらあなたを出迎えてくれるでしょう。

帝王の情報
デスクリ関係の情報をもっと知りたい人は
ここ→ 「デスクリムゾンリンク集 〜せっかくだから俺はこのリンクを選ぶぜ〜」へいますぐGoだ!
世界のデスクリムゾナー達の熱いページが君をまっているぞ!
エコールニュース あなたの大学にもエコール!!
1998/11/28 母校である、広島大学工学部二類を訪れた時、研究室の通路に 張ってあった貼り紙に驚愕!
せっかくだからデジカメで写真を取りました(撮影by紗霧)。
残念ながらゲーム関係のSTUFF募集では無いようデス。本業のCAD関係の仕事でしょうカ? 誰か後輩が応募してないか聞きたかったけど、研究室に知り合いが誰もいなかったので止めました(^^;;。


エコール三都物語(JR西日本)
1999/3/31 なんとJR西日本にもエコールの魔の手が!!

ムサピィのみらくるデス魔宮(仮称)
1999/10/11 エコールの新作、デスクリ名物のムササビ君が主人公(らしい)の ゲームらしいデス。発売は2000年2月。最初何かの冗談かと思いました。


韓国のデスクリページ
わざわざこのページを翻訳してくださったようです。
しかも絵やら音声入りなのでこっちのが豪華です!
漫画エチゼン13も翻訳されているという気合の入りぶりはすばらしい


デスクリムゾンオープニング
ようつべに誰かがアップしたデスクリのオープニング
せっかくだから、こころゆくまで、デスクリワールドを堪能するがよい!

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